曽我昌史のHPへようこそ

わたしたちは、人と自然の共生や持続的な生物多様性保全に関する基礎・応用・戦略的研究を行っています。「生態学者」としてのバックグラウンドを活かしつつも、狭義の生態学に留まらず、科学領域の壁を超えた分野融合研究を進め、保全生態学に新しい視点をもたらすことを目指しています。サイエンスとして面白いだけではなく、生物多様性保全の推進に本質的に寄与するために、日々頭を捻って奮闘しています。

生態学に軸足を置いて、その他周辺領域の視点・手法と組み合わせ、持続的な生態系保全の課題解決に本気で取り組みたい方、「人と自然のインターフェース(境界域)」に興味のある方、ぜひご連絡ください。生態学が専門ではなくても当該テーマに興味をお持ちの方も、お気軽にご連絡ください。


News

2022/07/30: 当研究室のポスドクのEvansさんと久野さんがリードして書いた論文がEcology Letters誌から公開されました(リンク)。モニタリングサイト1000のデータを使って、日本全国の森林性甲虫類の時間的変化の程度を解析し、その程度の空間的差異に起因する要因を探索した論文です。

2022/07/29: シドニー大学のAmelieさんと行っている研究プロジェクト(ガーデニングと生物多様性保全)の第一弾の論文がJournal of Insect Conservation誌から公開されました(リンク)。ガーデニングと無脊椎動物に対する情動・認知態度の関係を探った論文です。うまく第二弾・三弾へと続いて欲しいものです。

2022/07/22: 人と自然の関わり合いの「負の側面」を議論した総説論文がPeople and Nature誌から公開されました(リンク)。 最近自然がもたらす健康便益が大きく注目されていますが、人と自然が良好な関係性を築くためには、自然がもたらす便益だけでなくコストも考慮する必要があると思います。

2022/03/08: 「種の社会的絶滅(societal ectinction of species)」という新たな概念を提唱した共同研究の論文がTrends in Ecology and Evolution誌から公開されました(リンク)。生物学的な絶滅だけではなく、社会的な絶滅を防ぐことは、生物多様性保全にとって重要な意味を持っています。

2021/12/14: 文部科学省科学技術・学術政策研究所が選定する「科学技術への顕著な貢献2021(ナイスステップな研究者)」 に選ばれました(リンク)。6年ほど前から始めた人と自然の相互作用に関する研究がこのように一つの形として評価され、大変喜ばしく思います。今後もこのテーマの研究をさらに発展させるべく、頑張ります。

2021/12/13: 人と自然の関係性にまつわる様々な(これまで全く別々の分野で発展してきた)理論や仮説を統合し、一つの概念的フレームワークとしてまとめた論文がNature Sustainability誌から公開されました(リンク)。「人と自然の関係性の科学」の可能性を示した論文です。興味のある方はぜひご覧ください。